ほうていのびじん【法廷の美人】
黒岩涙香による翻案小説。明治21年(1888)「今日新聞」に連載され、人気を博す。原作は英国の作家コンウェーの中編小説「暗い日々」。
ほうてい‐はん【法定犯】
行政上の目的のために定められた法規に違反する犯罪。行政犯。→自然犯
ほうてい‐ひか【法定比価】
金銀複本位制度において、法律で定めた金と銀との交換比率。
ほうてい‐ふくり【法定福利】
法律で企業に義務付けられている福利厚生のこと。雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険・介護保険などの社会保険料のほか、業務災害・通勤災害後3日間の休業を補償する労働基準法上の休業補償、児童手...
ほうていぶじょく‐ざい【法廷侮辱罪】
法廷の秩序を維持するための裁判所の命令や措置に違反したり、暴言・暴行を行ったりして、裁判所の権威を傷つける罪。昭和27年(1952)制定の「法廷等の秩序維持に関する法律」が適用される。
ほうてい‐へいか【法定平価】
⇒金平価(きんへいか)
ほうてい‐りそく【法定利息】
法律の規定によって発生する利息。→約定(やくじょう)利息
ほうてい‐りりつ【法定利率】
法律によって定められている利率。民法では年5分、商法では年6分。利率の約定(やくじょう)のない場合および法定利息に適用される。→約定利率 [補説]平成29年(2017)の法改正により、令和2年(...
ほうてい‐ろうどうじかん【法定労働時間】
労働基準法で定められている労働時間の上限。休憩時間を除き、1日8時間、1週間40時間。使用者は原則として、これを超えて労働させることはできない。→所定労働時間
ほう‐てき【放擲/抛擲】
[名](スル)投げ出すこと。捨ててかえりみないこと。「学業を—する」