ぼう‐こく【亡国】
1 国をほろぼすこと。「—の輩」 2 ほろびた国。また、国がほろびること。「—の民」「—の危機に瀕する」
ぼう‐こく【坊刻】
民間で出版すること。また、その書物。
ぼう‐こく【某国】
ある国。国名が不明であったり、国名を伏せたりする場合に用いる。「—のスパイ」
亡国(ぼうこく)の音(おん)
《「礼記」楽記から》滅亡した国の音楽。また、亡国の運命を暗示するかのような、みだらで哀れな音調の音楽。亡国の声。
ぼうこくのおん【亡国の音】
与謝野鉄幹による歌論。明治27年(1894)5月、日刊紙「二六新報」に連載。御歌所派の保守的な和歌を批判し、和歌の革新を唱えた。
ぼうこくれい‐じけん【防穀令事件】
1889年(明治22)、朝鮮咸鏡道で凶作を理由に出された穀類輸出禁止令に対し、日本の貿易商が大打撃を受けたとして、日本政府が賠償などを朝鮮に要求した事件。93年に朝鮮政府は賠償金を支払った。
ぼうこ‐ひょうが【暴虎馮河】
《「論語」述而から》トラに素手で立ち向かい、黄河を徒歩で渡ること。血気にはやり無謀なことをすることのたとえ。「—の勇」
ぼう‐こん【亡魂】
死んだ人の魂。また、成仏(じょうぶつ)できずに迷っている霊魂。幽霊。亡霊。
ぼう‐ご【妄語】
「妄言(もうげん)」に同じ。
ぼう‐ご【防護】
[名](スル)危害の及ぶのを防ぎ守ること。「紫外線から肌を—する化粧品」「—壁」