まくり‐あ・げる【捲り上げる】
[動ガ下一][文]まくりあ・ぐ[ガ下二] 1 まくって上にあげる。「袖を—・げる」 2 高い方へ追い立てる。「敵三千余騎をはるかの峰へ—・げ」〈太平記・一四〉
まくり‐ぎり【捲り切り】
切りまくること。「大勢一度に切り入れば、心得たりと長吉が、段平物(だんびらもの)の—」〈浄・双蝶蝶〉
まくり‐た・つ【捲り立つ】
[動タ下二]激しく追い立てる。「打ち伏せ、なぎ伏せ、—・て」〈浄・国性爺〉
まくり‐だ・す【捲り出す】
[動サ四]追い出す。「—・して大坂の地は踏ませぬ」〈浄・曽根崎〉
まくり‐で【捲り手】
腕まくり。袖まくり。「袖ふれば露こぼれけり秋の野は—にてぞ行くべかりける」〈後拾遺・秋上〉
まくり‐のみ【捲り飲み】
立て続けに飲むこと。飲みまくること。「酒盛りにかくれなき一騎当千の御肴(さかな)、磯打つ波の—」〈浄・女楠〉
マクリームーア‐りっせき【マクリームーア立石】
《Machrie Moor Standing Stones》英国スコットランド南西部、アラン島にある先史時代の巨石遺跡群。大小六つの立石、環状列石、石塚がある。マッフレームーア立石。
まく・る【捲る】
[動ラ五(四)] 1 物の端を外側へ巻きながら上へあげる。「裾を—・る」 2 おおっているものや重なっているものをはがす。めくる。「布団を—・る」 3 追い立てる。「後ろから激しく—・られる」...
まく・れる【捲れる】
[動ラ下一][文]まく・る[ラ下二]物の端が外側に巻いたように上がる。めくれる。「スカートが—・れる」
マクロ【macro】
[名・形動] 1 巨大であること。巨視的であること。また、そのさま。「—な展望」⇔ミクロ。 2 パソコンで、複雑な操作の手順をあらかじめ登録しておき、必要なときに簡単に実行させる機能。マクロ機能。