ま‐こも【真菰/真薦】
イネ科の多年草。沼地に群生し、高さ約2メートル。葉は長くて幅広い。初秋、上方に雌花穂、下方に雄花穂を円錐状につける。茎・葉でござを編み、種子と若芽は食用。また黒穂菌(くろぼきん)がついて竹の子状...
まこも‐かる【真菰刈る】
[枕]マコモの多い地である「大野川原(おほのかはら)」「淀(よど)」などにかかる。「—淀の沢水」〈古今・恋二〉
まこも‐ずみ【真菰墨】
マコモの茎に黒穂菌が寄生して生じた菰角(こもづの)が、熟して黒くなったもの。お歯黒などに用いた。→菰角
マコロン【(フランス)macaron】
卵白を泡立てて砂糖やアーモンドプードルを入れ、絞り袋を使って半球状に絞り出し、焼き上げた洋菓子。マカロン。
麻姑(まこ)を倩(やと)うて痒(かゆ)きを掻(か)く
《麻姑にかゆい所をかいてもらうと、気持ちがいいことから》物事が思いのままになること、また、思いどおりに事が運ぶことのたとえ。麻姑掻痒(そうよう)。
マコンデ‐むら【マコンデ村】
《Makonde Village》タンザニア東部の都市ダルエスサラームのムウェンゲ地区の通称。マコンデ族の黒檀(こくたん)を使った木彫りの人形を売る露店が集まっている。
ま‐こんぶ【真昆布】
コンブ科の褐藻。北海道南部から三陸地方にかけての沿岸に分布し、長さ2〜4メートル。葉は肉厚で、食用コンブ中最も上質とされ、だし取りや佃煮・とろろ昆布などに用いる。
マコーミック【Cyrus Hall McCormick】
[1809〜1884]米国の発明家。刈り入れ機械を発明して企業を設立し、大手の農機具メーカーに発展させた。