ふ‐じゅ【符呪】
まじない。
ともえ‐がわら【巴瓦】
軒丸瓦(のきまるがわら)のこと。多く先端に巴紋をつけたのでいい、巴1にちなんで火防のまじないとした。
じゅ・する【呪する】
[動サ変][文]じゅ・す[サ変]《「しゅする」とも》まじないを唱える。「ぐらぐらと家が揺らめいた。私は陀羅尼(だらに)を—・した」〈鏡花・高野聖〉
雪駄(せった)の裏(うら)に灸(きゅう)
長居の客を早く帰らせるまじない。ほうきを逆さに立てるなどの類。
じゅ‐もん【呪文】
1 修験道・陰陽道などで唱えるまじないの文句。→呪(じゅ) 2 呪術的効果を望んで唱える言葉。一定のきまり文句の反復が多い。「あやしげな—を唱える」
じゅ‐りょく【呪力】
まじない、またはのろいの力。呪術の基礎をなす超自然的・非人格的な力。
じゅ‐ほう【呪法】
1 呪文を唱えて行う法式。特に、密教で、呪文を唱えるなどして行う修法。 2 呪術。まじない。
た‐おうぎ【田扇】
三重県伊勢市楠部で、5月下旬の伊勢神宮御田植え祭りに用いるうちわ。これで田をあおいで害虫を追い払うまじないとし、また、家の柱にかけて安産のお守りとする。
じゅ‐ばく【呪縛】
[名](スル)まじないをかけて動けなくすること。心理的な強制によって、人の自由を束縛すること。「—されたかのように身動きできない」「—を解く」
ゾンビ【zombie】
ブードゥー教で、まじない師が生き返らせて操る死人。また一般に、呪術(じゅじゅつ)などによって生きた姿を与えられた死体。