こと‐わ・る【断る〔断わる〕】
[動ラ五(四)]《「理る」と同語源》 1 あらかじめ知らせておいて了解を得る。許しを得る。「本題に入る前に—・っておく」「—・って早退する」 2 相手の申し出などに応じられないことを告げる。拒絶...
言(い)うべきにもあら◦ず
口に出して言うまでもない。「雪の降りたるは—◦ず」〈枕・一〉
言(い)うもおろか
《「おろか」は、おろそか、不十分の意。後に「愚か」と意識された》言うまでもない。言うのもばかげている。
こと‐あたらし・い【事新しい】
[形][文]ことあたら・し[シク] 1 今までのものと違って新しい。「—・い出品はない」 2 ことさらに取り上げるさま。わざとらしい。「—・く説明するまでもない」
さい‐せつ【再説】
[名](スル)繰り返して説くこと。再び説明すること。「—するまでもない」
論(ろん)を俟(ま)た◦ない
自明であって、論じるまでもない。当然である。「彼の主張が正しいことは—◦ない」
し・れる【知れる】
[動ラ下一][文]し・る[ラ下二] 1 他の人の知るところとなる。知られる。「名の—・れた人」「親に—・れては困る」 2 知ることができる。自然にわかる。判明する。「気心の—・れた人」「行方が—...
ぜひ‐な・い【是非無い】
[形][文]ぜひな・し[ク] 1 当否や善悪の判断にかかわらない。しかたがない。やむを得ない。「—・く中断する」 2 しゃにむに事を行うさま。「かくいふ夫を、逃げてくだるぞと心得て—・くしかりて...
子細(しさい)に及(およ)ば◦ず
かれこれと事情を申し立てるまでもない。「事ここに至っては、もはや—◦ず」
じょ‐せつ【絮説】
[名](スル)くどくどと説明すること。縷説(るせつ)。「今さら—するまでもない」