ま‐な【真名/真字】
1 《仮名に対して真(まこと)の字の意》漢字。まんな。「俗に稗史(よみほん)と呼ならわせし—まじりの半紙本は」〈逍遥・小説神髄〉 2 漢字の楷書。「草(さう)にも—にも、さまざまめづらしきさまに...
ま‐な【真魚】
1 食用の魚。 2 「真魚の祝い」の略。「一院の御所にて—きこしめす」〈増鏡・さしぐし〉
マナ【mana】
原始宗教に広くみられる、超自然的で畏敬(いけい)の対象となる非人格的な力。生物・無生物を問わず転移・伝染して力を発揮するとされる。メラネシア起源の語で、1891年に英国の人類学者R=H=コドリン...
マナ【manna】
モーセに率いられてエジプトを脱出したイスラエル民族が、荒野を放浪中、神から奇跡的に与えられたという食物。旧約聖書「出エジプト記」16章に述べられている。マンナ。
まな【勿/莫】
[副]漢文訓読で「…することまな」の形で、…するな、…してはならぬ、の意を表す。和文では単独で「いけない」と制止する意を表す。「望(ねが)はくは死(みまか)りて後に人を労(いたは)らしむること—...
まな【愛/真】
[接頭]人を表す名詞に付いて、非常にかわいがっている、大切に愛し育てている、などの意を表す。「—弟子」「—娘」
マナイズム【manaism】
マナという超自然的呪力(じゅりょく)の観念を基礎とする未開宗教の形態。→マナ(mana)
まな‐いた【俎板/俎】
《「真魚板」の意》包丁で切る際に下に置く板や台。
まないた‐ぎ【俎板木】
水門の戸を上下させるために取り付けた框(かまち)。
俎板(まないた)に載(の)・せる
議論や批評の対象として取り上げる。俎上(そじょう)に載せる。「新人の作品を—・せる」