す‐おう【蘇芳/蘇方/蘇枋】
1 マメ科の落葉小低木。葉は厚くつやがあり、羽状複葉。春、黄色い5弁花を円錐状につけ、さや状の赤い実がなる。心材は赤色染料とする。インド・マレーの原産。すおうのき。 2 染め色の名。1の心材を煎...
じん‐ぞう【腎臓】
脊椎動物の泌尿器官。左右一対あり、暗赤色。ヒトではソラマメ形で、長さ約10センチ。内部は皮質と髄質とに区別できる。腎小体と尿細管とからなるネフロンにより血液からの尿の生成が行われる。
しょうりょう‐かへい【称量貨幣】
目方をはかり、その重量によって交換価値を計算して使用する貨幣。江戸時代の丁銀(ちょうぎん)・豆板銀(まめいたぎん)、中国で清代に用いられた馬蹄銀(ばていぎん)の類。秤量(ひょうりょう)貨幣。→計数貨幣
じょな‐め・く
[動カ四]なまめかしい様子をする。はでに飾りたてる。「やまとことばで—・く御姫様方」〈滑・阿多福仮面〉
しろ‐つめくさ【白詰草】
マメ科の多年草。茎は地をはい、3枚の小葉からなる複葉。夏、葉の付け根から花柄を伸ばし、白い小花を密集してつける。ヨーロッパの原産で、牧草などとして栽培もされるが、野生化している。名は、江戸時代に...
し・む【染む/沁む/浸む/滲む】
[動マ五(四)] 1 「染みる」に同じ。「寒さが身に—・む」「花の香は散りにし枝にとまらねどうつらむ袖にあさく—・まめや」〈源・梅枝〉 「吹きくる風も身に—・まず」〈平家・五〉 2 色などに染...
しながわ‐はぎ【品川萩】
マメ科の二年草。海岸に生え、高さ60〜70センチ。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏、黄色の小花を総状につける。中国の原産。名は東京の品川に野生していたことによる。箙萩(えびらはぎ)。
こ・びる【媚びる】
[動バ上一][文]こ・ぶ[バ上二] 1 他人に気に入られるような態度をとる。機嫌をとる。へつらう。「権力者に—・びる」「観客に—・びる演技」 2 女が男の気を引こうとしてなまめかしい態度や表情を...
さくら‐ます【桜鱒】
サケ科の海水魚。全長約60センチ。体形・体色ともにサケに似る。5〜7月、川を上って産卵する。幼魚は1年半後に降海するが、そのときの体色は、本種の陸封(りくふう)型のヤマメと同じ。日本では日本海側...
ささげ【豇豆/大角豆】
1 マメ科の一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏、蝶形で淡紫色の花が咲く。莢(さや)は細長く、弓なりに曲がる。種子や若い莢は食用。中央アフリカの原産。ささぎ。《季 秋》「—摘む籠を小脇に恵那夕...