みず‐し【水仕】
台所で水仕事をすること。また、それをする下女。水仕女(みずしめ)。「これが当れば、お前にだって—はさしちゃ置かん」〈秋声・足迹〉
み‐ずし【御厨子】
1 厨子を敬っていう語。「唐の紙ども入れさせ給へる—開けさせ給ひて」〈源・賢木〉 2 御厨子所に仕える女官。「これも—がいとほしがりてゆづりて侍るなり」〈枕・二七八〉
みずし‐おとこ【水仕男】
台所働きをする下男。「料理人—が鼾に」〈浮・妾気質〉
みず‐しげん【水資源】
農業・工業・発電などに利用しうる資源としての水。水の需要が急増し、新たな水源の開発が必要となっていわれはじめた。
みず‐しごと【水仕事】
台所仕事や洗濯などの、水を使ってする仕事。「—で手が荒れる」
みずし‐だな【御厨子棚】
御厨子所にあった、食物を入れておく扉のついた棚。のちには美しい装飾を施して、身近に置き、器物・草子類など手回りの品を納めた。御厨子。
みずし‐どころ【御厨子所】
1 宮中で天皇の食事や節会(せちえ)の酒肴(しゅこう)をつかさどった所。内膳司(ないぜんし)に属し、後涼殿の西廂(にしびさし)にあった。 2 食物を調ずる所。台所。「下衆(げす)ども、皆はかばか...
みず‐しぶき【水繁吹/水飛沫】
激しい勢いで飛び散る水滴。しぶき。「—をあげて泳ぐ」
みずし‐ぼうこう【水仕奉公】
下女として奉公すること。
みずしま【水島】
岡山県倉敷市の地名。高梁(たかはし)川東岸にある。また、その南部沿岸の古称。源平水島合戦の地。 倉敷市南部の水島港を中心に臨海部に広がる工業地帯。昭和18年(1943)ごろから形成され、高梁...