いん‐らん【淫乱】
[名・形動]色欲をほしいままにしてみだらなこと。また、そのさま。「—な性向」
かい‐いん【誨淫】
男女間のみだらなことを教えること。「—の書」
いん‐せい【淫声】
1 性行為の際に発する声。 2 みだらで品のない音楽。
しち‐きょ【七去】
《「大戴礼」本命から》儒教において、夫が妻を一方的に離別できる七つの理由。父母の言うことを聞かないこと、子のないこと、男女関係にみだらなこと、ねたみ深いこと、悪い病気があること、おしゃべりなこと...
きたな‐らし・い【汚らしい/穢らしい】
[形][文]きたなら・し[シク]いかにもきたなく見える。いかにもきたない感じである。「しみだらけの—・い壁」
かん‐らん【奸濫/姦濫】
よこしまで、みだらなこと。「政府の為に武夫の—を抑え其高名心を制したれども」〈田口・日本開化小史〉
いん‐ぷ【淫婦】
1 みだらな女。 2 淫売婦。
いん・する【淫する/婬する】
[動サ変][文]いん・す[サ変] 1 (多く「…に淫する」の形で)度が過ぎる。度を過ごして熱中する。ふける。「酒色に—・する」「読書に—・する」 2 みだらなことをする。
しゅう‐こう【醜行】
恥ずべき行為。また、男女間のみだらな行い。「人の眼をくらますために—を演じるなら」〈横光・旅愁〉
いん【淫/婬】
1 性欲。色欲。また、みだらであること。「—にふける」 2 精液。「不浄の—付きて染みたり」〈今昔・一七・四五〉