みち‐とおり【道通り】
道を通ること。また、その人。「—が左近殿を、太夫買ひと言うたげな」〈浄・阿波鳴渡〉
道(みち)閉(と)・ず
行き来ができなくなる。「すべて—・ぢて、政(まつりごと)も絶えてなむ侍る」〈源・明石〉
みち‐とせ【三千歳/三千年】
1 三千年(さんぜんねん)。きわめて長い年月。 2 「三千歳(みちとせ)の桃」の略。
みちとせ【三千歳】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「忍逢春雪解(しのびあうはるのゆきどけ)」。河竹黙阿弥作詞、2世清元梅吉(清元お葉とも)作曲。明治14年(1881)東京新富座上演の「天衣紛上野初花(くもにまごううえのの...
みちとせ‐の‐もも【三千歳の桃/三千年の桃】
漢の武帝が西王母(せいおうぼ)からもらったという、三千年に一度花が咲いて実を結ぶという不老長寿の桃。非常に珍しく、まためでたいもののたとえにもいう。西王母が桃。