お‐みや
土産(みやげ)をいう幼児・女性語。
おりゃ・る
[動ラ四]《「おい(入)りある」の音変化》 1 「行く」「来る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「いざさらば行かう。—・れ—・れ」〈虎清狂・猿座頭〉 2 「ある」「居る」の尊敬語。おありに...
おんな‐ども【女共】
1 女たち。現在では、見下した言い方に用いる。 2 (へりくだった言い方)自分の妻。「—のみやげに、たから物を一つかひとってくだる程に」〈虎明狂・鏡男〉
しん・ずる【進ずる】
[動サ変][文]しん・ず[サ変] 1 人に物を差し上げる。進上する。「みやげに地酒を—・ずる」 2 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、…てあげる、…てさしあげる、の意を...
もた・せる【持たせる/凭せる】
[動サ下一][文]もた・す[サ下二] 1 (持たせる)持つようにしてやる。持つようにさせる。また、受け持たせる。「板前に店を一軒—・せる」「所帯を—・せる」「クラスを—・せる」 2 (持たせる)...
みやげ【土産】
1 外出先や旅先で求め、家などに持ち帰る品物。 2 他人の家を訪問するときに持っていく贈り物。手みやげ。「—に酒を持参する」 3 迷惑なもらい物を冗談めかしていう語。「伝染病という、とんだ—をも...
みちゆき‐づと【道行き苞】
旅行のみやげ。「をみなへし秋萩折れれ玉桙(たまほこ)の—と乞はむ児がため」〈万・一五三四〉
みやげ‐もの【土産物】
みやげにする品物。
はま‐づと【浜苞】
海辺から持ち帰ったみやげ。「潮干なば玉藻(たまも)刈りつめ家の妹が—乞はば何を示さむ」〈万・三六〇〉
ほう‐しょ【苞苴】
1 わらなどを束ねて、野菜・魚などの食品を包んだもの。つと。あらまき。 2 みやげもの。 3 賄賂(わいろ)。音物(いんもつ)。「人人各私権を張り、—官に行われ」〈久米邦武・米欧回覧実記〉