みぞ‐こうじゅ【溝香薷】
シソ科の二年草。田のあぜなどに生え、高さ30〜70センチ。茎は四角柱。葉は対生し、長楕円形で表面にしわがある。5、6月ごろ、紫色の小さな唇形の花をつけ、穂をなす。ゆきみそう。
みぞ‐ごい【溝五位】
サギ科の鳥。全長約50センチ。体形はゴイサギに似るが、全体に赤褐色。繁殖地は日本だけで、夏に本州以南に渡来し、山林で営巣。夜ウォーウォーと陰気な声で鳴く。渓流や溝でサワガニなどを食べ、危険を感じ...
みぞ‐しだ【溝羊歯】
ヒメシダ科の多年生のシダ。山野の湿った所に生え、高さ30〜60センチ。全体に柔らかい。葉柄は長く褐色で、葉は羽状複葉。裏面の葉脈上に胞子嚢(ほうしのう)群をつける。
みぞ‐そば【溝蕎麦】
タデ科の一年草。水辺に生え、高さ30〜50センチ。茎は少し枝分かれし、下向きのとげがある。葉は矛(ほこ)形で互生し、両面にとげと毛がある。8〜10月、淡紅色の小花が集まってつく。うしのひたい。《...
みぞ‐はこべ【溝繁縷】
ミゾハコベ科の一年草。水田などの湿地に生え、高さ3〜10センチ。茎は横にはって枝分かれする。葉は狭卵形で小さく、対生。6〜8月、淡紅色の小花をつける。実は球形。
みぞ‐ほおずき【溝酸漿】
ハエドクソウ科の多年草。山野の水辺に生え、高さ10〜30センチ。葉は対生し、卵形。夏、黄色い花を開く。実はホオズキのように袋状に大きくなった萼(がく)に包まれる。
ミゾラム【Mizoram】
インド東部にある州。西をバングラデシュに東をミャンマーに接する。もとはビルマ(アラウンパヤ朝)領だったが英国支配のインド帝国に併合される。少数民族が多く、英国によってもたらされたキリスト教を信仰...
みぞれ【霙】
1 雪が空中でとけかかって、雨とまじって降るもの。ひさめ。《季 冬》「淋(さび)しさの底ぬけて降る—かな/丈草」 2 かき氷に蜜をかけたもの。水(すい)。
みぞれ‐あえ【霙和え】
大根おろしで和えた料理。
みぞれ‐ざけ【霙酒】
「霰酒(あられざけ)」に同じ。