む‐さく【無策】
[名・形動]方策や対策をもっていないこと。見通し・計画がないこと。また、そのさま。「大気汚染に—な(の)行政」「無為—」
む‐さくい【無作為】
[名・形動]作為がないこと。偶然にまかせること。また、そのさま。「—に選び出す」
むさくい‐か【無作為化】
ある条件の効果を調べる対照実験などにおいて、実験順序を無作為にすること。実験の習熟や疲労などによる系統的な誤差が入り込まないようにするために行われる。ランダム化。
むさくいか‐ひかくしけん【無作為化比較試験】
⇒ランダム化比較試験
むさくい‐ちゅうしゅつほう【無作為抽出法】
標本調査・統計調査などで、特別の意図を働かせずに母集団から標本を抜き出す方法。任意抽出法。ランダムサンプリング。
むさ‐くさ
[副] 1 気持ちが沈んで晴れないさま。むしゃくしゃ。「気ガ—シテタマラナイ」〈和英語林集成〉 2 毛などが乱れ生えているさま。もじゃもじゃ。「—としたお髭(ひげ)」〈浮・男色大鑑・七〉 3 ...
むさ‐くるし・い
[形][文]むさくる・し[シク]だらしなくてきたならしい。むさくろしい。「—・い服装」「—・い部屋の中」 [補説]明治以降、「苦しい」と結びついて「むさ苦しい」と書くことが多くなった。 [派生]...
むさ‐くろし・い
[形][文]むさくろ・し[シク]「むさくるしい」に同じ。「旅に汚れてはいるものの行者ほど—・くはなかった」〈中勘助・鳥の物語〉
むささび【鼯鼠/鼺鼠】
《古くは「むざさび」とも》リス科の哺乳類。リスに似て、体長約40センチ、尾長約35センチ。背面は灰褐色で、目の上からほおにかけ白帯がある。森林にすみ、夜行性。前後の足の間にある飛膜を広げて木から...
む‐さし【六指】
1 遊戯の一。二人が、縦横各9本の線を引いた盤上に、各3個の石を持って線上を進退させ、早く決勝線に自分の石を並べたものを勝ちとする。 2 「十六六指(じゅうろくむさし)」に同じ。 3 遊戯の一。...