むしろ‐やぶり【筵破り】
老年になって女遊びをすること。また、その人。「六十の—と一緒に情死(しんじゅう)するってのは」〈魯庵・社会百面相〉
虫(むし)を起(お)こ・す
1 子供が腹痛を起こしたり神経質になって泣いたりする。 2 欲望を生じる。「なまけの—・す」
虫(むし)を抑(おさ)・える
1 「虫を殺す」に同じ。 2 欲望を抑えて我慢する。
虫(むし)を殺(ころ)・す
怒りを抑えて我慢する。「—・して客に応対する」
虫(むし)を摩(さす)・る
「虫を殺す」に同じ。「売物だからなぐさまれても—・ってるけれど」〈滑・浮世風呂・四〉
虫(むし)を死(し)な・す
「虫を殺す」に同じ。「何事も—・す胸の中」〈浄・桂川連理柵〉
む‐しん【無心】
[名・形動] 1 無邪気であること。また、そのさま。「—の勝利」「—な子供」 2 意志・感情などの働きがないこと。「—の草木」 3 仏語。 ㋐心の働きが休止していること。 ㋑一切の妄念を離れた...
むしんがくたいぜん【無神学大全】
《原題、(フランス)La somme athéologique》バタイユが第二次大戦中に著した「内的体験」「有罪者」「ニーチェについて」の3作品の総称。題名はトマス=アクィナスの「神学大全」のもじり。
む‐しんけい【無神経】
[名・形動] 1 感覚が鈍いこと。感じ方が弱いこと。また、そのさま。鈍感。「騒音に—な都会人」 2 恥や外聞、他人の気持ちなどを気にしないこと。また、そのさま。「—な言葉」
むしんこく‐かさんぜい【無申告加算税】
支払うべき税金について申告期限が過ぎてから申告した場合に、本来の税額に加算する形で課される税金のこと。付帯税の一つ。無申告による税逃れを防ぐ目的があり、自主的に期限後申告を行うと、税務署の調査を...