むしん‐しょじゃく【無心所着】
和歌で、一句一句関連のないことをいい、まとまった意味をなさない歌。
む‐しんじん【無信心】
[名・形動]信仰心のないこと。また、そのさま。ぶしんじん。「—な人」
むしん‐たい【無心体】
和歌・連歌で、機知を主とした、こっけい・卑俗な風体。むしんてい。⇔有心体(うしんたい)。
むしん‐れんが【無心連歌】
優雅な趣きを重んじる有心(うしん)連歌に対して、無心体の連歌。栗(くり)の本(もと)。
むしん‐ろん【無神論】
1 神の存在を否定する立場。自然主義・唯物論・無神論的実存主義などがこれに属する。⇔有神論。 2 人格神論(有神論)に対して、汎神論・理神論などをいう。
むしんろん‐しゃ【無神論者】
無神論を主張する人。神の存在を認めない人。
む‐じつ【無実】
[名・形動]《古くは「むしつ」》 1 事実がないこと。実質がないこと。「有名—」 2 罪を犯していないのに、罪があるとされること。冤罪(えんざい)。「—の罪」「—を訴える」 3 誠実さがないこと...