みょうみょう‐ちょう【命命鳥】
《(梵)jīvam-jīvakaの訳。耆波耆波と音写》一つのからだに頭が二つあるという想像上の鳥。共命鳥(ぐみょうちょう)。めいめいちょう。
ひとり‐ひとり【一人一人】
《「ひとりびとり」とも》 1 多くの中のそれぞれの人。めいめい。各人。副詞的にも用いる。「—の自覚が大切だ」「—診察する」 2 どちらかひとり。だれかひとり。「思ひ定めて—に逢ひ奉り給ひね」〈竹取〉
むき‐むき【向き向き】
めいめいにさまざまな方向を向いていること。また、それぞれの好みの方向や適した方面。「—に応じて職種を選ぶ」
ひいき‐びいき【贔屓贔屓】
めいめい自分の好みに従ってひいきすること。
めん‐めん【面面】
[名]おのおの。一人一人。各自。めいめい。「一座の—」 [代]二人称の人代名詞。対等または目下の多数の者に呼びかけるのに用いる。「—は何事をし侍るぞと仰せければ」〈仮・伊曽保・上〉
ひと‐ごと【人毎】
どの人もみな。各人。めいめい。「—に好みが違う」
はしり‐みょうと【走り夫婦】
故郷を駆け落ちして夫婦となった者。「大方—はめいめい過ぎいたせば」〈浮・文反古・二〉
てに‐てに【手に手に】
[連語]多くの人が、めいめいその手に。てんでに。「—小旗を持つ」
てん‐でん
《「手に手に」または「手手」の音変化か》 1 各自。めいめい。「—が好き勝手にやっている」 2 その人自身。自分。「おれがことを古狸(ふるだのき)だといふけれど、—は狼(おほかめ)だあ」〈滑・浮...
てんで‐に
[副]《「てんでんに」の音変化》めいめいに。それぞれに。各自。「—旗を振る」