め‐まい【目眩/眩暈】
目が回ったり、くらんだりすること。回転・昇降・傾斜などを感じるものは平衡感覚の異常により、立ちくらみのものは血行障害により起こる。げんうん。 [補説]作品名別項。→眩暈
めまい【眩暈】
《原題、(ドイツ)Die Blendung》カネッティの長編小説。1935年刊。書物を愛する研究者が他者に生活を乱され、狂気に至るまでを描く。 笠原淳の長編小説。昭和60年(1985)刊。 ...
め‐まぎらし・い【目紛らしい】
[形][文]めまぎら・し[シク]《近世江戸語》色・形などがいろいろでまぎらわしい。また、めまぐるしい。「江戸っ子の早さ、なんでも—・い様だ」〈滑・浮世床・初〉
め‐まぎれ【目紛れ】
目がちらついてはっきり見分けられないこと。「眼を合はするに—せり」〈盛衰記・三九〉
め‐まく【女幕】
外幕(とまく)の一。第一の幅(の)の上端を表に折り返し、左右の横の端をどちらも表に折り返したもの。陰(かげ)の幕。
め‐まぐるし・い【目紛るしい】
[形][文]めまぐる・し[シク]物の動きや変化が、一つ一つ追って行くことができないほど早い。「—・く動き回る」「順位が—・く入れかわる」 [派生]めまぐるしげ[形動]めまぐるしさ[名]
め‐まじ【目交じ/瞬】
「めまぜ」の音変化。「みどもが—すれど、合点せいで」〈虎清狂・泣尼〉
め‐まじろぎ【瞬】
《「めまじろき」とも》まばたき。また、目くばせ。「尊天は—一つせで威儀を崩さず」〈露伴・新浦島〉
め‐まぜ【目交ぜ/瞬】
[名](スル) 1 目で合図をすること。目くばせ。「無言で—して帰り仕度をはじめ」〈太宰・新釈諸国噺〉 2 まばたきすること。「—せはしくたちすくみ」〈浮・男色大鑑・三〉
め‐まつ【雌松/女松】
アカマツの別名。⇔雄松(おまつ)。