しば‐びと【柴人】
柴を刈る人。柴刈り。「—のすさみにもうたふ程の女とて」〈浮・一代男・二〉
駟馬(しば)も追(お)う能(あた)わず
《「説苑(ぜいえん)」説叢から》一度口に出した言葉は、もう取り返しがつかない。言葉を慎むべきことのたとえ。駟も舌に及ばず。
しほん‐ていけい【資本提携】
企業が、他の企業とお互いの株式を持ち合い、協力関係を強化すること。相互の持ち合いを意味することが多いが、片方の企業のみが、もう一方の企業の株式を取得すること(資本参加)もある。一般に、企業の買収...
しぼ‐せん【子母銭】
《青蚨(せいふ)(かげろう)の母と子の血を取ってそれぞれ別の銭に塗っておくと、一方の銭を使ってももう一方の銭を慕って飛び帰って来るという「捜神記」一三の故事から》銭(ぜに)のこと。
しも
[助動][しも(しま)|しも(しむ)|しも(しむ)|しも(しむ)|○|しめ]《尊敬の助動詞「しもう」の音変化》四段・ナ変動詞の未然形に付く。軽い尊敬の意を表す。…なさる。→さしも →しむ →しも...
しもふさ【下総】
⇒しもうさ
しもた‐や【仕舞た屋】
《「しもうたや」の音変化》 1 商店でない、普通の家。また、その家屋。「—風(ふう)の店」 2 もと商店をしていたが、今はやめた家。
しもつふさ【下総】
「しもうさ(下総)」の古称。
しも‐の‐よもぎ【霜の蓬】
霜にあって枯れている蓬。乱れた白髪のたとえ。「見るもうしむかふ鏡の秋の影おとろへまさる—は」〈続後拾遺・雑下〉
しゃ‐こう【藉口】
[名](スル)何かにかこつけること。口実をもうけて言いわけすること。「道理らしい言草に—して」〈二葉亭・其面影〉