もち‐どり【黐鳥】
《「もちとり」とも》とりもちにかかった鳥。〈和英語林集成〉
もち‐とりこ【餅取(り)粉】
⇒取り粉
もちどり‐の【黐鳥の】
[枕]とりもちにかかった鳥が飛び立てないところから離れにくい意の「かからはし」にかかる。「—かからはしもよ行くへ知らねば」〈万・八〇〇〉
もち‐なお・す【持(ち)直す】
[動サ五(四)] 1 物の持ち方や持つ手をかえて、あらためて持つ。「荷物を—・す」 2 悪くなった状態が再びよい方へと向かう。回復する。「景気がやや—・す」「病人が—・す」
もち‐なわ【黐縄】
鳥などを捕らえるために、もちを塗った縄。
もち‐にげ【持(ち)逃げ】
[名](スル)他人の金品を持って逃げること。「店の金を—する」
もち‐ぬし【持(ち)主】
所有する人。所有者。
もち‐の‐き【黐の木】
モチノキ科の常緑小高木。海岸や山野に多い。葉は楕円形で厚く、つやがある。雌雄異株。4月ごろ、黄緑色の小花を密生し、丸く赤い実を結ぶ。庭木とし、樹皮から鳥もちを作り、材は狂いが少ないので細工物に用...
もち‐の‐つき【望の月】
「もちづき」に同じ。《季 秋》「—わがしばぶきも照らさるる/草城」
もち‐の‐ひ【望の日】
陰暦で、月の15日。「—に出でにし月の高々に君をいませて何をか思はむ」〈万・三〇〇五〉