こ‐おろし【子堕し】
1 薬などを用いて、出産前の胎児をおろすこと。堕胎。 2 1を業とする者。「この女、もとは夫婦池の、こさんとて、—なりしが」〈浮・五人女・二〉
こくじょう‐じ【国上寺】
新潟県燕市にある真言宗豊山派の寺。山号は雲高山。8世紀初頭の創建と伝える。もと弥彦神社の別当寺で、境内に良寛が住んだ五合庵がある。
こうや‐ぎれ【高野切】
《もと高野山の所蔵であったところから》古筆切(こひつぎれ)の一。現存最古の古今集の写本の断簡で、紀貫之筆の伝承がある。
こうや‐どうふ【高野豆腐】
《もと、高野山の宿坊でつくったところから》「凍り豆腐」に同じ。《季 冬》
こう‐や【紺屋】
《「こんや」の音変化》染め物を業とする者。また、その家。もと、藍で布を紺色に染める者をさした。染色を行う家は、古くは、紺屋・紅屋・茶屋のように、得意とする専門の染め色で独立していた。こんかき。こ...
声(こえ)の下(した)
言葉が終わるか終わらないうち。言うやいなやのうち。言下。「禁煙と言った—からタバコに火をつける」 [補説]この句の場合、「下」を「もと」とは読まない。
高名(こうみょう)の中(なか)に不覚(ふかく)あり
得意になっているときに、かえって失敗のもとになる誤りを犯しやすい。
こお・し【恋ほし】
[形シク]《「こひ(恋)し」の古形》「恋しい」に同じ。「梅の花今盛りなり百鳥(ももとり)の声の—・しき春来たるらし」〈万・八三四〉
ゴールボール【goalball】
視覚障害者のための球技。バレーボールのコートと同じ大きさのコートの両端にゴールを置き、1チーム3名ずつの二組が、鈴の入ったボールを転がすように投げ、相手のゴールに入れて得点を争う。競技者は視力の...
コードバン【cordovan】
馬の背および臀部(でんぶ)の皮から作る、光沢のある上質のなめし革。靴やベルトなどに用いる。もと、スペインのコルドバ産の山羊皮をさした。