くろいし【黒石】
青森県中部の市。もと津軽支藩の陣屋町。米とリンゴの産地。浅瀬石川沿いに黒石温泉郷がある。人口3.6万(2010)。
クレラーミュラー‐びじゅつかん【クレラーミュラー美術館】
《Kröller Müller Museum》オランダ、オッテルローにある美術館。クレラー=ミュラー夫人の収集品をもとに1938年開館。ゴッホの作品を多数所蔵することで有名。
くろうまものがたり【黒馬物語】
《原題Black Beauty》シューエルの児童文学作品。1877年発表。美しい黒馬が、波乱万丈のすえ心優しい飼い主のもとにたどり着くまでを、主人公の馬の視点から描く。動物愛護運動にも影響を与えた。
くれ‐はし【呉階】
屋根や欄干をつけた階段。「—のもとに、車ひきよせて立てたるに」〈枕・一二〇〉
くろうど【蔵人】
《「くらひと」の音変化》 1 蔵人所(くろうどどころ)の職員。もと皇室の文書や道具類を管理する役であったが、蔵人所が設置されて以後は、朝廷の機密文書の保管や詔勅の伝達、宮中の行事・事務のすべてに...
クロンボー‐じょう【クロンボー城】
《Kronborg Slot》デンマーク東部、シェラン島北部のヘルシングアにある城。もとは通行税徴収のための小城であったが、1585年、デンマーク王フレデリク2世により大規模な城塞として改築され...
くろだ‐ぶし【黒田節】
福岡県の民謡。もと、筑前(ちくぜん)黒田藩の武士たちが筑前今様(いまよう)を雅楽の越天楽(えてんらく)の旋律で歌った祝い歌。昭和初期から全国に広まる。
くろ‐とり【黒鳥】
1 羽毛の黒い鳥。 2 黒い水鳥。現在のクロガモという。「—といふ鳥、岩の上に集まり居り」〈土佐〉
くろしま‐てんしゅどう【黒島天主堂】
長崎県佐世保市の黒島にある教会。明治35年(1902)、フランス人宣教師の指導のもと、信者によって建設された。国の重要文化財。黒島教会。
くに‐もの【国者】
地方の人。また、同郷の人。「—どうしで国言葉を使うのは、もとより当然である」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉