やくもみしょう【八雲御抄】
鎌倉初期の歌学書。6巻。順徳天皇著。成立年未詳。古来の歌学・歌論を系統的に集大成したもの。八雲抄。
やく‐や【役屋/役家】
江戸前期、検地帳登録者のうち、屋敷を持ち、一人前の夫役(ぶやく)負担をする農民。
やく‐やく【躍躍】
[ト・タル][文][形動タリ]こおどりするさま。また、おどりたつほど生き生きとしたさま。「—たる畏友の面目を感じ」〈啄木・雲は天才である〉
やく‐やく【漸漸】
[副]《「ようやく」の古形》だんだん。しだいに。「しましくも良けくはなしに—に形くづほり」〈万・九〇四〉
やく‐やく【役役】
[副]「役と」を強めた言い方。もっぱら。「生きたる猿丸をとらへて、明け暮れは、—と食ひ殺させてならはす」〈宇治拾遺・一〇〉
やく‐やしき【役屋敷】
江戸幕府が、役人にその役目を執り行うために与えた屋敷。役宅。
やく‐よう【薬用】
1 薬として用いること。「—クリーム」 2 薬を用いて治療すること。「浪子は—に運動に細かに医師(いしゃ)の戒(いましめ)を守りて」〈蘆花・不如帰〉
やくよう‐こうぼ【薬用酵母】
ビール酵母を洗浄・乾燥して薬用とするもの。ビタミン・たんぱく質・消化酵素などを含み、栄養補給や胃腸消化剤として使用。
やくよう‐しゅ【薬用酒】
⇒薬酒(やくしゅ)
やくよう‐しょくぶつ【薬用植物】
薬効成分を含み、薬用とする植物。全草または根・樹皮・葉・種子など特定部分を用い、そのまま、あるいは多少加工して使う場合と、製薬原料にする場合とがある。日本薬局方に記載されるものに、ゲンノショウコ...