やっ‐た
[連語]《動詞「やる」+過去の助動詞「た」。してやったりの意》思い通りになったり、うまくやりおおせたりしたときに発する語。「—、逆転ホームランだ」
やっちゃ‐ば【やっちゃ場】
《「やっちゃ」は競(せ)りのかけ声》東京で、青物(あおもの)市場のこと。
やっ‐つ【八つ】
「やつ」の音変化。「ななつ、—、ここのつ」
やっつけ‐しごと【遣っ付け仕事】
間に合わせの粗雑な仕事。
やっ‐つ・ける【遣っ付ける】
[動カ下一]《「やりつける」の音変化》 1 「する」「やる」の意を強めていう語。また、いいかげんにやってしまう。「仕事を一気に—・ける」 2 ひどい目にあわせる。打ち負かす。「手ひどく—・けられ...
やって‐い・く【遣って行く】
[動カ五(四)] 1 仕事や付き合いを続ける。「夫婦仲よく—・く」 2 生活などを維持する。「仕送りなしで—・く」「店を一人で—・く」
やって・くる【遣って来る】
[動カ変] 1 こちらに向かってくる。「向こうから—・くる」 2 仕事や生活をしながら、現在に至る。「10年も同じ仕事を—・きた」
やって‐の・ける【遣って退ける】
[動カ下一]困難なことをやりとげる。「見事に—・ける」「苦もなく—・ける」
やっ‐と
[副] 1 たくさん。たいそう。「その外に川魚屋もまだまあ—あれどな」〈滑・浮世風呂・二〉 2 はるかに。ずっと。「荷を持つ方が—気楽な」〈浄・伊賀越〉
やっ‐と【漸と】
[副] 1 長い時間や労力を費やして実現・成立するさま。ようやく。「苦心のすえ—勝った試合」 2 足りてはいるが、余裕のないさま。かろうじて。「家族を—養えるだけの給料」