やや【児/稚】
あかご。赤ん坊。ややこ。
ややも‐せば【動もせば】
[副]「ややもすれば」に同じ。「—消えを争ふ露の世におくれ先だつ程経ずもがな」〈源・御法〉
ややも‐すれば【動もすれば】
[副]とかくある状況になりやすいさま。どうかすると。ともすれば。ややもすると。「物事になれると、—油断しがちだ」
やや‐こ【稚児】
あかご。赤ん坊。やや。
やま‐がしゅう【山何首烏】
サルトリイバラ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。本州以西の山地に自生し、葉柄に一対の巻きひげがある。葉は卵円形で先がとがり、縁はやや波打つ。雌雄異株。5、6月ごろ、黄緑色の小花を散形につけ、実は丸...
もみじ‐はぐま【紅葉羽熊】
キク科の多年草。深山の林下に生え、高さ40〜80センチ。茎は直立し、葉は手のひら状にやや浅く裂けている。夏、花びらが白く細長い花を穂状につける。
やえ‐むぐら【八重葎】
1 雑草が幾重にも生い茂っているくさむら。《季 夏》「白百合(しらゆり)の花大きさや—/鬼城」「雨の中に—に濡れしょびれて居るのでなしに」〈鏡花・白鷺〉 2 アカネ科の一年草または二年草。畑やや...
やご【水蠆】
トンボ類の幼虫。水中にすみ、羽化までふつう1〜3年かかる。体は円筒形でやや平たく、下唇の先端にあるはさみを突き出して小動物を捕らえる。直腸の変化した気管鰓(えら)で呼吸するが、イトトンボ類では尾...
や‐けい【野鶏】
1 キジの別名。 2 キジ科ヤケイ属の鳥の総称。インドから東南アジアにかけて分布。セキショクヤケイ・ハイイロヤケイ・セイロンヤケイ・アオエリヤケイの4種があり、セキショクヤケイが鶏の原種に最も近...
やち‐ねずみ【谷地鼠】
ネズミ科の哺乳類。ハツカネズミよりやや大きく、体の上面は暗褐色で下面は淡色。本州の高地の森林にすみ、巣を地中に作り、草・種子・果実を食べる。広くは同科ヤチネズミ属の総称で、北海道のエゾヤチネズミ...