ねそ
《副詞「ねそねそ」から》鈍重で気が利かないこと。また、そのような人。「大宮司の—殿がいつの間にやらちょろまかし」〈浄・猿丸太夫鹿巻毫〉
ニューファンドランド【Newfoundland】
カナダ東端にある島。付属島やラブラドル半島とともにニューファンドランド‐アンド‐ラブラドル州をなし、州都セントジョンズが所在。1583年に英国初の植民地となり、1949年からカナダ領。周囲の海域...
ぬすびと‐こんじょう【盗人根性】
盗みを働く者のもつ、ずるくていやらしい性質。
にた‐つ・く
[動カ五(四)]にたにた笑う。にたにたする。「いやらしく—・く」
なわない【縄綯】
狂言。太郎冠者が主人のばくちの賭(か)け物として他家へやらされるが働かず、戻ってきて縄をないながらその家の悪口を並べたてる。しばらくすると他家の主人がいつのまにか後ろにいるので逃げ回る。
な◦んず
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「むず(んず)」》きっと…てしまうだろう。「薄手負うて死にもやらず、生けながら六波羅へ取られ—◦んず」〈義経記・六〉
なん‐たら【何たら】
[連体]《「なんたる」の音変化》なんという。「—事だ面白くもない」〈一葉・にごりえ〉
[副]《「なんとやら」の音変化》名称などのはっきりわからないさま。なんとか。「—いう骨の多い、いやぁな焼...
なんと‐やら【何とやら】
[連語] 1 名称などのはっきりしないものをさす。なんとか。「—いう人」 2 どういうわけか。なんとなく。なにやら。「—恥づかしき事にぞあれど」〈浮・武家義理・一〉
あい‐な・し
[形ク] 1 感心できない。気にくわない。「親の、今は—・きよし、いひにやらむと」〈更級〉 2 おもしろみがない。つまらない。あじけない。「梨の花…葉の色よりはじめて、—・く見ゆるを」〈枕・三七...