やる‐せ【遣る瀬】
(打消しの語を伴って用いる)思いを晴らす方法。また、施すべき手段。「其上に若し夜が眠られぬと来ると—も何もあったものじゃない」〈子規・墨汁一滴〉
やるせ‐な・い【遣る瀬無い】
[形][文]やるせな・し[ク] 1 思いを晴らすすべがない。せつない。「恋を失った—・い思い」 2 施すすべがない。どうしようもない。「様子が早う聞きたいとすがり責むるぞ—・き」〈浄・八百屋お七...
ヤルタ【Yalta/Ялта】
ウクライナ南部、クリミア自治共和国の都市。クリミア半島南部、黒海に面し、国際的な保養地として知られる。ヤルタ会談の行われたリバディヤ宮殿、チェーホフの記念館などがある。マッサンドラワインの産地。
ヤルタ‐かいだん【ヤルタ会談】
第二次大戦末期の1945年2月、米・英・ソのルーズベルト・チャーチル・スターリンの三首脳がヤルタで行った会談。降伏後のドイツの管理、国際連合の創設などについての協定が結ばれた。クリミア会談。
ヤルタ‐ひみつきょうてい【ヤルタ秘密協定】
1945年2月にヤルタ会談で結ばれた対日秘密協定。ドイツ降伏後3か月以内のソ連の対日参戦、南樺太(南サハリン)・千島のソ連帰属、モンゴル人民共和国の現状維持などを決めたもので、1946年2月に公...
ヤルデニット【Yardenit】
イスラエル北東部、ガリラヤ湖南岸にある洗礼所。ヨルダン川に流れ込む辺りに位置し、世界中から洗礼の儀式を受けるカトリックの信者が訪れる。ヤルデニート。
ヤルデニート【Yardenit】
⇒ヤルデニット
やる‐まい‐ぞ
[連語]逃がさないぞ。狂言の終わりに用いられる常套語(じょうとうご)。「やいやい、—、—。たらしめ。やいやい」〈虎明狂・二人大名〉
ヤルンサクサ【Jarnsaxa】
土星の第50衛星。2006年に発見。名の由来は北欧神話の女巨人。非球形で平均直径は約6キロ。ヤールンサクサ。
ヤルート‐とう【ヤルート島】
《Jaluit》⇒ジャルート環礁