行(ゆ)くとして可(か)ならざるは無(な)し
何をやっても、みな十分の成果をあげることができる。
ゆくとり‐の【行く鳥の】
[枕]飛ぶ鳥が先を争うようにの意で「争ふ」に、また、群れをなして飛び立つところから「群がる」にかかる。「露霜の消なば消ぬべく—争ふはしに」〈万・一九九〉 「舎人(とねり)の子らは—群がりて待ち」...
行(ゆ)くに径(こみち)に由(よ)らず
《「論語」雍也(ようや)から》裏道や小道などを通らない。常に正道を歩いて公明正大であることのたとえ。
ゆくはし【行橋】
福岡県東部、周防灘(すおうなだ)に面する市。もと宿場町の行事(ぎょうじ)と市場町の大橋を中心に発展。米作や野菜・果樹栽培が盛ん。人口7.0万(2010)。
ゆくはし‐し【行橋市】
⇒行橋
ゆく‐はる【行く春】
過ぎ去っていこうとする春。暮れていく春。晩春。《季 春》「—や鳥啼き魚の目は泪(なみだ)/芭蕉」 [補説]書名別項。→ゆく春
ゆくはる【ゆく春】
薄田泣菫の詩集。明治34年(1901)刊行。
ゆく‐ひと【行く人】
道を行く人。旅人。「門を出れば我も—秋の暮」〈蕪村句集〉
ゆくふね‐の【行く船の】
[枕]船が過ぎて行く意で、「過ぐ」にかかる。「—過ぎて来(く)べしや言(こと)も告げなむ」〈万・一九九八〉
ゆ‐くみ【湯汲み】
1 湯をくむこと。また、その人。 2 近世の銭湯で、客のために陸湯(おかゆ)をくむ人。