なげ‐くび【投(げ)首】
首を前に投げ出すようにうなだれること。取るべき手段・方法がなく思案にくれるようすをいう。「思案—」「勇みかけても—に、目も泣きはらして返事もせず」〈浄・反魂香〉
ようそ‐とけいはんのう【沃素時計反応】
ヨウ素でんぷん反応における時計反応。化合物の組み合わせは何通りもあるが、代表的なものとして、ヨウ素酸カリウムと亜硫酸水素ナトリウムが知られる。でんぷんの水溶液に加えたとき、ある一定時間ののちに、...
なさけ‐しらず【情け知らず】
[名・形動] 1 思いやりのないこと。人情を心得ないこと。また、そのような人や、そのさま。「—な(の)悪党」「—な(の)仕打ち」 2 男女の情愛を解さないこと。不粋なこと。また、そのような人や、...
どうじ‐はいしん【同時配信】
1 ライブストリーミングやゲームなどのコンテンツを、複数のウェブサイトで同時に見られるようにすること。 2 テレビ番組を、放送と同時にインターネットでも見られるようにすること。ネット同時配信。常...
なし‐わり【梨割り】
1 ナシを割るように、刀でまっ二つに切り割ること。「まっかう—車斬り、頭切らるるやつもあり」〈滑・浮世風呂・前〉 2 歌舞伎の小道具の一。くわえ面の一種で、刀で梨割りにされたとき、赤く染めた綿が...
なき‐とよ・む【泣き響む/鳴き響む】
《「なきどよむ」とも》 [動マ四] 1 (泣き響む)人があたりにひびくように大声で泣く。泣き叫ぶ。「上下ゆすり満ちて—・むに」〈源・若菜上〉 2 (鳴き響む)鳥・動物などが、あたりにひびきわた...
よう‐たい【様態】
1 物のありかたや行為のありさま。 2 文法で、そのようなようすが見られるということを表す言い方。動詞などに助動詞「そうだ」を付けて言い表す。 3 デカルト・スピノザ以来、事物の本質にかかわる属...
夏(なつ)は日向(ひなた)を行(ゆ)け冬(ふゆ)は日陰(ひかげ)を行(ゆ)け
夏に暑い日向を、冬に寒い日陰を歩くように、あえてつらい道をゆくことで身体を鍛練せよ。また、道をゆずり、出すぎないようにせよということ。
よう‐たし【用足し/用達】
1 用事を済ませること。「—に出かける」 2 大小便をすること。 3 官庁・会社などに商品を納めること。また、それをしている商人。御用達(ごようたし)。ようたつ。「宮内庁御—」
よう◦なり【様なり】
[連語]《形式名詞「よう」+断定の助動詞「なり」》活用語の連体形、体言に助詞「の」「が」を添えたものに付く。 1 ある事物の性質・状態が他の事物に似ている意を表す。「荒れぬ日なく降り積む雪にうち...