さんぶに‐じとう【三分二地頭】
鎌倉時代、地頭職の分割相続によって、その3分の2を領有する地頭。→一分地頭
さんもん‐きょう【三門峡】
中国の黄河中流、河南・山西省境の峡谷。水中の二つの岩島によって人門・鬼門・神門の三つの激流に分かれる。岩島を利用して三門峡ダムが造られている。
さんぱん‐の‐らん【三藩の乱】
中国の清初1673年に起こった反乱。三藩とよばれていた雲南の呉三桂、広東の尚之信、福建の耿精忠が、三藩廃止令に反対して挙兵したが、康熙帝によって1681年に平定され、清朝の中国支配が確立した。
さん‐はんきかん【三半規管】
円口類以外の脊椎動物の内耳にある三つの半環状の管。互いに直角に組み合わされており、中がリンパ液で満たされ、その動きによって回転の方向を立体的に知ることができる。平衡感覚をつかさどる。→半規管
さん‐ぷくでん【三福田】
供養することによって福徳が得られる三つのもの。敬田(きょうでん)・恩田・悲田の称。また、三宝のこと。
さんぶ‐さく【三部作】
三つの独立した部分から成立する一つの作品。ダンテの「神曲」における「地獄編」「煉獄編」「天国編」など。また、一貫した主題や筋によって相互に関連をもつ三つの作品。夏目漱石の「三四郎」「それから」「...
サンミゲル‐きょうかい【サンミゲル教会】
《Iglesia San Miguél》ボリビア中南部の都市スクレの市街中心部にある教会。17世紀に建造。イスラムの影響を受けたムデハル様式の教会で、金銀をふんだんに用いた祭壇がある。
《S...
さんよう‐ほんせん【山陽本線】
神戸から姫路を経て門司に至るJR線。沿線に岡山・広島・下関などの都市がある。京阪神地方と北九州とを結ぶ。明治34年(1901)山陽鉄道によって下関まで開通。昭和17年(1942)関門トンネルの開...
さんぱく‐がん【三白眼】
黒目が上方にかたよって、左右と下部の三方に白目のある目。人相学上、凶相とされる。
シアンか‐カリウム【シアン化カリウム】
水酸化カリウムとシアン化水素の反応によって得られる、無色で潮解性のある粉末。水によく溶け、アルコールにも溶ける。水溶液は加水分解してアルカリ性を示す。猛毒で、致死量は0.15グラム。金・銀の冶金...