ひかり‐ごけ【光蘚】
ヒカリゴケ科のコケ。中部地方以北の山中の洞穴などに生え、高さ1センチほど。原糸体がレンズ状の細胞からなり、光線を反射する。長野県佐久市・埼玉県吉見町・皇居などのものは天然記念物。ヨーロッパ・北ア...
ひがし‐かいがん【東海岸】
大陸や島の東側の海岸。また、特にアメリカ合衆国の、メキシコ湾を除く大西洋に面する海岸および近隣諸州のこと。バージニア州以南は含まないこともある。東岸。→西海岸 [補説]米国東海岸諸州(広義):メ...
ひがし‐まわり【東回り/東廻り】
ある地域の東側を回ること。また、地球を東に向かって回ること。「—でヨーロッパに行く」
ビオラ‐ダ‐ガンバ【(イタリア)viola da gamba】
16〜18世紀にヨーロッパで愛好された擦弦楽器。弦は6、7本で、チェロのように脚の間に立てて奏する。
ひいらぎ‐もち【柊黐】
モチノキ科の常緑高木。葉はヒイラギに似て、互生する。初夏、淡黄白色の小花が密生して咲き、秋から冬に球形の赤い実を結ぶ。ヨーロッパ・西アジア・北アフリカに分布。実のついた枝をクリスマスの飾りに用い...
ピウラ【Piura】
ペルー北西部の都市。ピウラ県の県都。セチュラ砂漠の北部、ピウラ川沿いのオアシスに位置する。1532年にスペインのピサロがインカ征服の前進基地を置き、同国で最も早いヨーロッパ風植民都市の一つとなっ...
ひえん‐そう【飛燕草】
キンポウゲ科の越年草。高さ30〜90センチ。葉は分裂し、裂片は線形。初夏、青・紫色で距(きょ)をもつ花が総状に咲く。南ヨーロッパの原産で観賞用。デルフィニウム。ちどりそう。
ビオール【(フランス)viole】
中世から18世紀にかけてヨーロッパで用いられていた擦弦楽器の総称。現在では、ビオラダガンバの一族をさす。
ファイアンス【(フランス)faïence】
錫釉(すずゆう)を用いた色絵陶器。特に、ヨーロッパで17〜18世紀に作られたものをいう。オランダのデルフト陶器など。
ファサード【(フランス)façade】
建築物の正面。ヨーロッパ建築で重要視され、正面と同程度の装飾がほどこされている場合には、側面についてもいう。 [補説]書名別項。→ファサード