ケファロニア‐とう【ケファロニア島】
《Kefalonia/Κεφαλλονιά》ギリシャ西部、イオニア海にある島。古代名ケファリニア島。イオニア諸島中、最も大きい。中心都市はアルゴストリ。古くから海上交易の要所として知られ、ミケー...
げん‐せい【芫青】
ツチハンミョウ科の昆虫で、特に薬用にされる中国産のキオビゲンセイやヨーロッパ産のミドリゲンセイのこと。成虫は毒性の強いカンタリジンを含み、漢方では利尿剤、また、できもののうみ出しに使う発泡剤の原...
げっけい‐じゅ【月桂樹】
クスノキ科の常緑高木。全体に芳香がある。多数の枝が分かれ、長楕円形の葉を密生する。雌雄異株で、春、黄色の小花が密集して咲く。葉から香料をとり、干した葉は香辛料とする。南ヨーロッパの原産で、日本に...
ゲットー【(イタリア)ghetto】
1 中世から近代にかけて、ヨーロッパの諸都市に設けられた、ユダヤ人の強制居住区域。20世紀までにほとんど消滅。ナチス‐ドイツがユダヤ人絶滅のために設けた強制収容所もこの名で呼ばれた。 2 米国の...
けなが‐いたち【毛長鼬】
イタチ科の哺乳類。イタチに似るが体毛が長い。西アジアからヨーロッパにかけて分布。家畜化されたものはフェレットとよばれる。ポールキャット。においねこ。
けんじゃ‐の‐いし【賢者の石】
あらゆる物を金に変えたり、病気を治したりする力をもつと信じられた物質。中世ヨーロッパで錬金術師たちが探し求めた。
けんどうしき【献堂式】
《原題、(ドイツ)Die Weihe des Hauses》ベートーベンの管弦楽曲。1822年作曲。序曲と5曲からなる。ウィーンに新設されたヨーゼフシュタット劇場のこけら落としのために作曲。序曲...
ケストヘイ【Keszthely】
ハンガリー西部の町。バラトン湖西岸に位置する。古代ローマ時代より交易の拠点として栄え、郊外のバルクム遺跡には当時の教会や住居跡が見られる。18世紀半ばに建てられたフェシュテティッチ宮殿のほか、ヨ...
コエンドロ【(ポルトガル)coentro】
セリ科の一年草。東ヨーロッパの原産。高さ30〜60センチ。葉は羽状に細かく裂け、互生する。夏、小花が多数集まってつく。実を香料や薬用に、若葉を食用にする。胡荽(こすい)。胡菜(こさい)。香菜(シ...
コーカサス‐しょご【コーカサス諸語】
コーカサス地方に分布する諸言語のうち、インド‐ヨーロッパ語族・チュルク語族など他の系統に属さないものの総称。グルジア語(ジョージア語)など約40の言語を含む。