りゅう‐れん【流連/留連】
[名](スル)遊興にふけって家に帰るのを忘れること。また、夢中になること。「大二郎は待合千鳥(ちどり)に—して居たのである」〈木下尚江・良人の自白〉
りゅうれん‐こうぼう【流連荒亡】
《「孟子」梁恵王下から》遊興や酒色にふけり放蕩をきわめること。
りゅう‐ろ【流露】
[名](スル)気持ちなどが外にあらわれ出ること。「切々たる思いの—した書簡」
りゅう‐ろ【流路】
1 水などが流れる道すじ。「黒潮の—」「—変更工事」 2 物事が変化する経緯。「連歌から俳諧への—には幾多の複雑な曲折があったやうである」〈寅彦・俳諧の本質的概論〉
竜(りゅう)を描(えが)きて狗(く・いぬ)に類(るい)す
大きな事をしようとしてやりそこなうことのたとえ。また、分不相応のまねをして軽薄になることのたとえ。虎を描きて狗に類す。