ろうしこうぎ【老子講義】
幕末・明治の漢学者、根本通明の著書。明治35年(1902)刊行。
ろう‐しつ【老疾】
年老いることと病気になること。また、年老いて病気になることや、その病気。
労(ろう)して功(こう)無(な)し
《「荘子」天運から》苦労ばかり多くて、効果が上がらない。
ろうし‐どうとくきょう【老子道徳経】
⇒老子
ろう‐しゃ【老者】
老人。年寄り。「暫く—の固陋を捨て」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
ろう‐しゃ【牢舎/籠舎】
牢屋。また、牢屋に入れること。「盗人に極まり—させ」〈浮・御前義経記・三〉
ろう‐しゃ【牢者/籠者】
牢に入れられている人。囚人。「唐糸の—のよし、信濃の国へ風の便りに聞こえければ」〈伽・唐糸さうし〉
ろう‐しゃ【聾者】
聴力に障害のある人。
ろうし‐やしん【狼子野心】
《「春秋左伝」宣公四年から。狼(おおかみ)の子は飼われていても、生来の野性のために飼い主になかなかなれない意から》人になれ従わず、ともすれば危害を加えようとする心。
ろう‐しゅ【老手】
経験を積んだ巧みな技術・腕前。また、その人。「当流第一の—」〈鏡花・歌行灯〉