わかしゅ‐まげ【若衆髷】
江戸時代、元服前の男子が結った髪形。前髪を残し、中剃りをして、元結で髷を締めて二つ折りにしたもの。女性もまねて結うことがあった。若衆髪。わかしゅわげ。
わかしゅ‐やど【若衆宿】
「若者宿」に同じ。「—の奈良茶、一杯八分づつに当たるといへり」〈浮・胸算用・二〉
わかしゅ‐わげ【若衆髷】
「わかしゅまげ」に同じ。「野郎鬢(びん)なる—」〈人・梅児誉美・後〉
わかし‐ゆ【沸(か)し湯】
天然の温泉に対し、鉱泉や水を沸かした風呂の湯。
わか‐しらが【若白髪】
《「わかじらが」とも》年が若いのに生える白髪。
わか‐じに【若死に】
[名](スル)若くて死ぬこと。早死に。夭折(ようせつ)。早世(そうせい)。「交通事故で—する」
わか・す【沸(か)す】
[動サ五(四)]《「湧(わ)かす」と同語源》 1 熱を加えて水などを熱くする。また、煮えたたせる。「風呂を—・す」「湯を—・す」 2 熱狂させる。夢中にさせる。「タイムリーヒットが場内を—・す」...
わか・す【湧かす/涌かす】
[動サ五(四)] 1 涙や汗を出す。「額から油汗をじりじり—・した」〈漱石・行人〉 2 心ならずも、虫などを発生させる。わかせる。「うじを—・す」
わか・せる【沸かせる】
[動サ下一]わくようにする。熱狂させる。わかす。「バンドの熱演がファンを—・せる」
わか‐ぞう【若造/若蔵/若僧】
若者や未熟者をあざけっていう語。「—に何ができる」