いわ‐ね【岩根】
1 岩の根元。 2 どっしりと根を据えた大きな岩。いわがね。いわお。「白雲のたなびく山を—踏み越え隔(へな)りなば」〈万・四〇〇六〉
わぐ・む【綰む】
[動マ四]たわめて曲げる。わがねる。わぐ。「緑衫(ろうさう)はしも、あとのかたにかい—・みて」〈枕・二〇一〉
にほん‐とう【日本刀】
日本固有の方法で作られた刀剣の総称。軟らかい鉄を芯(しん)(心鉄(しんがね))として硬い鋼(はがね)(皮鉄(かわがね))で包む独特の鍛造法が用いられ、切れ味と造形的均整美にすぐれたものが多い。慶...
やま‐づたい【山伝い】
1 山から山へと、山道を伝って行くこと。 2 イワガネソウの別名。
わ・ぐ【綰ぐ】
[動ガ下二]たわめ曲げる。わがねる。わげる。「髪の筋、裾つきいみじう美しきを、—・げ入れて」〈堤・このついで〉
うみ‐そ【績麻】
「うみお」に同じ。「髪は—をわがねたる如くなれど」〈読・雨月・蛇性の婬〉