たま‐ざさ【玉笹/玉篠】
笹の美称。「朝日さす光を見ても—の葉わけの霜を消たずもあらなむ」〈源・藤袴〉
た‐やす・い【容易い】
[形][文]たやす・し[ク] 1 わけなくできるさま。容易である。やさしい。「いとも—・く解決する」 2 軽率である。軽々しい。「司位高き人をば—・きやうなれば入れず」〈古今・仮名序〉 →易(や...
だるま‐しゅう【達磨宗】
1 禅宗のこと。 2 中世に、藤原定家らの和歌の新風を、禅問答のようにわけがわからないと、あざけっていった語。
ちん‐ぷん‐かん【珍紛漢/珍糞漢/陳奮翰】
[名・形動]《「ちんぶんかん」とも》言葉や話がまったく通じず、何が何だか、さっぱりわけのわからないこと。また、そのさま。ちんぷんかんぷん。「難しくてまるで—な講義」 [補説]漢字はすべて当て字。...
枕席(ちんせき)に侍(はべ)・る
女性が男性と共寝する。枕席を薦(すす)む。枕席に侍(じ)する。「尤も老人の事じゃから—・らすわけではないが」〈魯庵・社会百面相〉
ちょう‐とっきゅう【超特急】
1 特別急行列車の中でも特に速い列車。 2 物事をとりわけ早く処理すること。「—で仕上げる」
ちょく‐とう【直答】
[名](スル) 1 その場ですぐに答えること。即答。じきとう。「この場で—するわけにはいかない」 2 人を介さないで直接相手に答えること。じきとう。「責任者の—を求める」
ちょうせん‐からつ【朝鮮唐津】
唐津焼の一。黒飴(くろあめ)色の釉(うわぐすり)と、白濁した藁灰の釉を掛けわけたもので、桃山時代から江戸初期に焼かれた。
たろ‐しろ【太郎四郎】
人形浄瑠璃社会で、しろうと、または、ばか者・たわけ者のこと。たろうしろう。「むごく—にされるわい」〈滑・浮世風呂・三〉
たわ・く【戯く】
[動カ下二]「たわける」の文語形。