ごご‐はちはち【五五八八】
月初めの3・4・5の3日間の、昼の五つ時(午前8時ごろ)・夜の五つ時(午後8時ごろ)・夜の八つ時(午前2時ごろ)・昼の八つ時(午後2時ごろ)の4刻。陰陽道(おんようどう)の説で、この時刻に人が死...
こと‐と【事と/殊と】
[副] 1 特に。とりわけ。格別。「寄りかかり給へるは、—なれなれしきにこそあめれ」〈源・野分〉 2 まったく。すっかり。「—明うなりにければ、おどろきて」〈夜の寝覚・四〉
こうぶん‐いん【弘文院】
平安前期の和気(わけ)氏の教育施設。延暦年間(782〜806)に、大学に学ぶ一族の子弟を勉学・寄宿させるために設立。
此処(ここ)ばかりに日(ひ)は照(て)らぬ
ここにだけ太陽は照るわけでない。世間どこへ行っても生活の道はあるというたとえ。他へ移るときなどに捨てぜりふのように用いる。
ここに‐おいて【此処に於て】
《漢文訓読からの語》 1 この時にあたって。「—決意を新たにした」 2 以上のようなわけで。このゆえに。「—あきらめざるをえなかった」
こと‐さら【殊更】
[名・形動] 1 考えがあってわざとすること。また、そのさま。故意。「—な仕打ち」「—につらく当たる」 2 格別なさま。「衆議判の時、よろしき由沙汰ありて、後にも—に感じ仰せ下されける由」〈徒...
こと‐に【殊に】
[副] 1 とりわけ。「花の中では、バラの花が—好きだ」 →特に[用法] 2 なお。その上。加えて。「—この頃は西山、東山の花盛りにてあると申して」〈虎清狂・猿座頭〉
こ‐むすび【小結】
相撲で、関脇(せきわけ)の次位。三役の最下位。
こ‐はる【小春】
初冬の、穏やかで暖かい春に似た日和が続くころ。また、陰暦10月の異称。《季 冬》「ふりわけて片荷は酒の—かな/竜之介」
こ‐みじか・し【小短し】
[形ク] 1 てみじかである。簡単である。「取組は御屋形の御意でござると—・く、わけも聞こえる、道もたつ」〈浄・反魂香〉 2 普通より短めである。「—・き大小を、落指(おとしざし)にさして」〈洒...