そと‐べり【外耗】
穀物を搗(つ)いたときの減り高の残高に対する比。外割耗(そとわりべり)。⇔内耗(うちべり)。
つき‐やく【月役】
1 月経。月のさわり。月のもの。 2 《月小屋の屋根に用いたところから》長さ1間(約1.8メートル)、幅1寸4、5分(約4.5センチ)の杉材の割り木。
つけ【付け/附け】
[名] 1 支払い請求書。勘定書き。書きつけ。「会社に—を回す」 2 その場で支払わないで店の帳簿につけさせておき、あとでまとめて支払うこと。また、その支払い方法。「—で飲む」「—がきく」 3...
はて‐し【果てし】
《「し」は強意の副助詞。打ち消しの語を伴って用いる》果て。際限。きり。終わり。「—のない大空」
なま‐よろ・し【生宜し】
[形シク]ややよい。いくらかましである。「抱き移し奉る御乳母など—・しからむはいとわりなかるべし」〈栄花・松の下枝〉
なめ‐にんぎょう【嘗め人形】
幼児に、乳首の代わりにしゃぶらせる人形。
なみだ‐の‐いと【涙の糸】
ほおを伝わり、筋となって流れる涙を糸に見立てた語。「二人の心ぞ不憫なる、—の結び松」〈浄・曽根崎〉
なめ‐らか【滑らか】
[形動][文][ナリ] 1 物の表面にでこぼこがなくて、すべすべ、また、つるつるしているさま。「—な肌ざわり」 2 物事が、すらすらと滞りなく進むさま。「—な話しぶり」「両国間の折衝が—に運ぶ」...
なぬしのすえ【名主の裔】
杉本章子の中編時代小説。「江戸名所図会」を著した斎藤家の9代目、斎藤月岑の目を通し、江戸から東京への時代の移り変わりを描く。同作を表題作とする小説集は昭和60年(1985)刊行。
なわ‐もじ【縄文字】
原始文字の一。縄を文字の代わりに使用し、主として数を表すのに用いたもの。太縄に結ぶ細縄との、その太さ・位置・結び目などの組み合わせによる。結縄(けつじょう)文字。