とり‐かた・める【取(り)固める】
[動マ下一][文]とりかた・む[マ下二]しっかり固める。また、厳しく守りを固める。「城のまわりを—・める」
とり‐まわ・す【取(り)回す】
[動サ五(四)] 1 順に取ってまわす。また、手に取ってまわす。「料理を皿に—・す」 2 仕事などをうまく処理する。きりまわす。「家事を—・す」 3 まわりを囲む。取り巻く。「男どもぶちのめせと...
ドラフト‐いんさつ【ドラフト印刷】
《draft print》印刷品質を落とした試し刷り。インクやトナーの使用量を減らす代わりに高速で印刷をする。
どろのかわ【泥の河】
宮本輝の小説。昭和30年代の大阪の、二つの川が合流し安治川となる地域を舞台に、少年信雄と周囲の人々の関わりを描く。「文芸展望」誌の昭和52年(1977)7月号に発表。第13回太宰治賞を受賞。「蛍...
トロッコ‐もんだい【トロッコ問題】
倫理学的な思考実験の一。暴走するトロッコの軌道上に5人の作業員がいて、そのまま放っておけば5人は轢死(れきし)する。自分が分岐器を作動させれば、トロッコは別の軌道に入るが、その先にも1人の作業員...
とり‐あ・う【取(り)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一つのものを取ろうとして争う。奪い合う。「遺産を—・う」 2 (多くあとに打消しの語を伴って用いる)相手になる。かかわり合う。「笑って—・わない」「—・う価値がない」 3...
トロ‐ムエルト【Toro Muerto】
ペルー南部の都市アレキパの西約100キロメートル、マヘス川沿いの平原にある岩絵。先インカ期のワリ文化のものとされ、約5千もの岩石片に、ヘビ・コンドル・アルパカなどの動物や、踊る人物像、幾何学図形...
とも‐さき【供先】
1 武家の供まわりの先鋒。「松平侯の—に粗忽で突き当って」〈漱石・野分〉 2 供をして行った先方。
ともだちざ【友達座】
《原題The Good Companions》プリーストリーの小説。1929年刊。変わり者ぞろいの旅芸人一座を描いたディケンズ風の群像劇。著者が人気作家になるきっかけとなった。別邦題「愉快な仲間」。
ともし【灯】
1 ともしび。とうか。とぼし。「—は、その炎のまわりに無数の輪をかけながら」〈芥川・偸盗〉 2 (「照射」とも書く)夏の夜、山中の木陰にたいまつなどをもやし、近寄る鹿を射殺す方法。また、その火。...