とう‐けい【闘鶏】
鶏を戦わせて勝負を争うこと。また、その鶏。鶏合わせ。奈良時代に唐から伝わり、陰暦3月3日の宮廷行事にもなった。《季 春》
とう‐か【踏歌】
中国から伝わった集団歌舞。足を踏み鳴らして歌い舞うもので、平安時代には宮中の初春の行事として盛行、正月14日に男踏歌、16日に女踏歌が行われた。その歌詞は、元来は唐詩、のちに催馬楽(さいばら)も...
どう‐こう【瞳孔】
眼球の虹彩(こうさい)の真ん中にある円形の小孔。光線が入る所で、虹彩にある瞳孔括約筋と瞳孔散大筋の相対的な働きによって大きさが変わり、光の量を調節する。ひとみ。
どう【胴】
1 身体の頭と手足とを除いた部分。胴体。 2 腹部のあたり。「—まわり」 3 鎧(よろい)または剣道の防具で、胸部と腹部とを覆う部分。 4 相手の胴3の部分へ打ち込む剣道の技。 5 太鼓・三味線...
とうこうひつよう【陶工必用】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山の著作。乾山自筆と伝わり、作陶方法などを記している。元文2年(1737)3月に書かれ、さまざまな人物の手を経て三井財閥の池田成彬の所蔵となり、世に知られるように...
どう‐い【胴囲】
胴の周囲の長さ。胴まわり。ウエスト。
どう【同】
1 おなじであること。等しいこと。「—タイム」 2 前に挙げた語句を受けて、「この」または「その」の意で用いる語。「昨夜8時ころ出火したが、—時刻には外出中であった」 3 前と同じ語を2回以上繰...
とうざ‐かし【当座貸し】
期限を決めず、当分の間貸すこと。証文を取らない代わりに利息が高い。「—のはした銀(がね)」〈浮・永代蔵・一〉
てんにん‐そう【天人草】
シソ科の多年草。日本特産。山地の木陰に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱、葉は長楕円形で先がとがる。夏の終わりに、淡黄色の花を密につけた穂を出す。
でん‐ぱ【伝播】
[名](スル) 1 伝わり広まること。広く伝わること。「文化が東へ—する」 2 波動が媒質の中を広がっていくこと。「熱が—する」 [補説]「でんぱん」と読むのは誤り。