わらわ‐あそび【童遊び】
子供の遊び。子供らしい遊び。「昔の御—の名残りをだに」〈源・横笛〉
わらわ‐か・す【笑わかす】
[動サ五(四)]笑わせる。笑わす。「おどけた芸で人を—・す」
わらわ・ぐ【童ぐ】
[動ガ下二]子供らしく見える。「小さきは—・げてよろこび走るに」〈源・朝顔〉
わらわ‐ぐるま【童車】
五節(ごせち)の童女(わらわ)が乗る牛車(ぎっしゃ)。
わらわ‐ごこち【童心地】
「童心(わらわごころ)」に同じ。「—に、いとめでたく嬉しと思ふ」〈源・帚木〉
わらわ‐ごころ【童心】
子供の気持ち。子供心。「なほ—の失せぬにやあらむ」〈源・若菜上〉
わらわ‐ごと【童言】
子供っぽい言葉。子供らしい言葉。「—にてはなにかはせむ」〈土佐〉
わらわ‐ごらん【童御覧】
五節(ごせち)の3日目である陰暦11月中(なか)の卯(う)の日に、五節の舞姫の付随の童女と下仕えの女房を清涼殿に召して天皇が観覧した儀式。
わらわ‐しょうぞく【童装束】
「わらわそうぞく」に同じ。
わらわ・す【笑わす】
[動サ五(四)]「笑わせる」に同じ。「聴衆を—・す」 [動サ下二]「わらわせる」の文語形。