わかい‐もの【若い者】
「若い衆(しゅ)」に同じ。「近ごろの—は礼儀を知らない」
わかいもの‐がしら【若い者頭】
若い者の中の主だった者。若衆頭(わかしゅがしら)。
わか‐いんきょ【若隠居】
老年にならないうちに家業を譲って隠居すること。また、その人。
わか‐うお【若魚】
年の若い魚。また、若くて生きのいい魚。
わか‐うど【若人】
⇒わこうど
わか‐えびす【若恵比須/若夷】
江戸時代、京坂地方で、元日の早朝に売り歩いた恵比須像を刷った札。門口にはったり、歳徳棚(としとくだな)に供えて福を祈った。《季 新年》「年や人にとられていつも—/芭蕉」
わか‐おとこ【若男】
1 能面の一。若い男を表す。「女郎花(おみなめし)」「歌占」などに用いる。 2 文楽人形の首(かしら)の一。前髪のある若衆を表す。眉目秀麗で、「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の勝頼など...
わか‐おもと【若御許】
年若い女房。「—たちのもの笑ひし給ふ、はづかし」〈栄花・本の雫〉
わか‐おんな【若女】
1 能面の一。品位の高い若い女を表す。「熊野(ゆや)」「松風」などに用いる。 2 年の若い女。「室内に—ありとて」〈名語記〉
わかかえ【若かへ】
《「若きうえ」の音変化か》若い時。若いころ。「射(い)ゆ鹿(しし)をつなぐ川辺のにこ草の身の—にさ寝し児らはも」〈万・三八七四〉