じゅんかい‐ぶんこ【巡回文庫】
「巡回図書館」に同じ。
ふじみてい‐ぶんこ【富士見亭文庫】
慶長7年(1602)徳川家康が金沢文庫の蔵書を基礎に、江戸城内富士見亭に設けた文庫。寛永16年(1639)紅葉山に移され、紅葉山文庫となった。
ようめい‐ぶんこ【陽明文庫】
京都市右京区にある文庫。近衛家に伝わった摂関家の日記や文学・荘園関係の文書・典籍・記録などを収蔵する。
じんぐう‐ぶんこ【神宮文庫】
三重県伊勢市にある伊勢神宮所属の図書館。明治44年(1911)内宮の林崎(はやしざき)文庫と外宮(げくう)の宮崎文庫を統合して開設。約24万冊を収蔵。
こうぶんこ【広文庫】
百科事典。20冊。物集高見(もずめたかみ)編。大正5〜7年(1916〜1918)刊行。和漢書・仏典などから抜き出した5万余項を、五十音順に配列したもの。「古事類苑」を補足する内容をもつ。
せいかどう‐ぶんこ【静嘉堂文庫】
東京都世田谷区にある図書館。岩崎弥之助・小弥太父子2代の収集による蔵書からなる。中国、清末の蔵書家、陸心源の旧蔵書の漢籍を中心に、和書にも珍籍が多い。
こうきゅう‐ぶんこ【光丘文庫】
山形県酒田市にある博物館。豪商本間氏が蔵書と費用を寄贈し、大正14年(1925)開館。数万点の書物を所蔵している。本館は市指定文化財。
がっきゅう‐ぶんこ【学級文庫】
児童・生徒が利用するために、学級内に備えられた本。
とうよう‐ぶんこ【東洋文庫】
東京都文京区にある東洋学関係文献を所蔵する図書館。大正6年(1917)に岩崎久弥が購入したモリソン収集の図書をもとに、既存の岩崎文庫を加えて大正13年(1924)財団法人として発足。昭和24年(...
ていか‐ぶんこ【定家文庫】
江戸時代、女性が携帯した一種の文箱。厚紙で作った長方形の箱の表面に布帛(ふはく)を張り、口に飾りひもをつけたもの。定家袋。