エルディー‐ほう【LD法】
オーストリアのリンツ(Linz)とドナビッツ(Donawitz)にある製鉄所で工業化された、転炉製鋼法の一。溶けた鋼に酸素を吹きつけて精製する。純酸素転炉法。
エルデニ‐ゾー【Erdene Zuu/Эрдэнэ Зуу】
モンゴル中央部の都市ハラホリン(カラコルム)にあるチベット仏教ゲルク派の仏教寺院群。108もの卒塔婆(ストゥーパ)が並ぶ約400メートル四方の外壁に囲まれ、内部にはゴルバンゾー、ラブランゾーなど...
エルデネ‐ゾー【Erdene Zuu/Эрдэнэ Зуу】
⇒エルデニゾー
エルデネト【Erdenet/Эрдэнэт】
モンゴル北部の都市。オルホン県の県都。同国第3の規模をもつ。セレンゲ川とオルホン川の間に位置する。1970年代にアジア最大級の銅鉱山が発見され、鉱工業都市として発展。ロシアからの鉱山労働者が多く...
エルデーディしじゅうそうきょく【エルデーディ四重奏曲】
《原題、(ドイツ)Erdődy Quartette》ハイドンの弦楽四重奏曲第75番から第80番の通称。全6曲。1781年作曲。通称はハンガリーのエルデーディ伯爵に献呈されたことに由来する。
エル‐とっきゅう【L特急】
《Lはliner, light, lovelyにちなんだ愛称という》ほぼ等間隔で運転していて、発車時間を気にせず、気軽に乗れるJRの在来線の特急列車。昭和47年(1972)から運行。
エルトールがた‐コレラ【エルトール型コレラ】
《El Tor cholera》コレラの一型。1906年シナイ半島の港町エルトールで発見された。東南アジアに常在するエルトール型コレラ菌により起こる。症状はアジア型コレラより軽い。
エルトールがた‐コレラきん【エルトール型コレラ菌】
《El Tor Cholera bacillus》コレラ菌の一種。かつてのアジア型コレラ菌に代わり、原因菌の主流である。東南アジア・アフリカで毎年流行がみられる。
エルドギャウ【Eldgjá】
《アイスランド語で「火の谷」の意》アイスランド南部にある峡谷。深さは200メートル以上あり、長さ約30キロメートルにわたって続く。火山の噴火によってできた峡谷としては世界最大級とされる。
エル‐ドラド【(スペイン)El Dorado】
16世紀の探検家たちが南アメリカのアマゾン川上流奥地にあると想像した黄金郷。転じて、理想郷の意にもいう。