から‐すみ【唐墨】
中国製の墨。とうぼく。
から‐すみ【鱲子】
ボラの卵巣を塩漬けにし、塩抜きして圧搾・乾燥した食品。形が唐墨(からすみ)に似る。サワラ・タラからも作る。《季 秋》「—に盞(さかづき)なむる酒量かな/圭岳」
からすみ‐ず【鱲子酢】
1 からすみをおろし金ですり、合わせ酢を加えた料理。 2 からすみを薄く切り、大根おろしと酢であえた料理。
からす‐むぎ【烏麦】
1 イネ科の越年草。高さ約1メートル。葉は細長い。夏、小穂を円錐状につける。ヨーロッパ・北アフリカの原産。エンバクはこの改良品種という。ちゃひきぐさ。《季 夏》 2 エンバクの別名。
烏(からす)を鵜(う)に使(つか)う
無能な人を、能力を必要とする地位に据えることのたとえ。