たんそはいしゅつ‐けん【炭素排出権】
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を排出する権利。企業間・政府間で取引され、排出権を売買する取引市場も開設されている。二酸化炭素排出権。排出枠。炭素クレジット。カ—ボンクレジット。→温室効果ガス...
たんそ‐よさん【炭素予算】
地球温暖化を一定のレベルに抑える場合に想定される、温室効果ガスの累積排出量(過去の排出量と将来の排出量の合計)の上限値をいう。カーボンバジェット。
ターコイズ‐すいそ【ターコイズ水素】
天然ガスの主成分であるメタンを熱分解して生成する水素。生成時に炭素が酸素と反応しないため、二酸化炭素が排出されないという特徴がある。また、グリーン水素の生成に比べ、電力消費が少なく、環境負荷が小さい。
タービン【turbine】
流体を羽根車に当て、流体のエネルギーを回転運動に変換して動力を得る原動機。水力タービン・蒸気タービン・ガスタービンなど。
タービン‐はつでんき【タービン発電機】
蒸気タービンやガスタービンなどを原動機として用いる発電機。
タービン‐よく【タービン翼】
タービンで用いられる、流体の整流・圧縮および動力の取り出しに使われる羽根。流体を整流するための静翼と、流体を圧縮したり流体のエネルギーを回転運動に変換したりするための動翼からなる。航空機のジェッ...
ターボジェット‐エンジン【turbojet engine】
ジェットエンジンの一。ガスタービンの排気ガスを利用し、燃焼ガスをジェットノズルから噴出させて、その反動で推進力を得る。噴流速度が大きく、高音速から超音速の航空機に適する。
ターボチャージャー【turbocharger】
内燃機関で、出力を増すために、排気ガスを利用してタービンを回転させ、送風機を回してシリンダー内に新しい空気や混合気を圧縮して送り込む装置。ターボ過給機。→過給機
ターボプロップ‐エンジン【turboprop engine】
ジェットエンジンの一。ガスタービンの軸出力でプロペラを駆動して推進力を得るとともに、排気ガスの噴出による反動力も推進力とする。比較的低速の中型航空機に適する。プロップ‐ジェット。
だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】
英国の経済学者クラークによる産業分類の一。商業・運輸通信業・金融業・公務、その他のサービス業をさす。日本標準産業分類では電気ガス事業も含まれる。→第一次産業 →第二次産業