げん‐ぷく【元服】
[名](スル)《「げんぶく」とも》 1 奈良時代以降、男子が成人になったことを示す儀式。ふつう、11〜16歳の間に行われ、髪を結い、服を改め、堂上家以上は冠、地下(じげ)では冠の代わりに烏帽子(...
げんぷく‐おとり【元服劣り】
元服して髪を結い上げると、以前に比べて容姿が劣って見えること。あげおとり。「御—の、ことのほかにせさせ給ひにしをや」〈大鏡・兼家〉
げんぷく‐おや【元服親】
⇒烏帽子親(えぼしおや)
げんぷく‐な【元服名】
⇒烏帽子名(えぼしな)
げんぷく‐ぶぎょう【元服奉行】
鎌倉・室町時代、将軍の元服に関することをつかさどった職。また、その人。
げん‐ぶつ【元物】
法律でいう果実(収益物)を生み出すもとになるもの。牛乳を産出する乳牛、地代を生む土地など。
げん‐ぶつ【原物】
写真に写されたものなどに対して、もとのもの。「—のほうがきれいな色だ」
げん‐ぶつ【現物】
1 現にある品物。実際の品物。「—を見てから買う」 2 金銭に対して、品物。物品。「ボーナスは—で支給する」 3 取引の対象となる実際の商品。株券・綿糸・砂糖・ゴムなど。→先物(さきもの) 4 ...
げんぶつ‐かぶしき【現物株式】
信用取引でなく、通常取引で売買される株式。株券電子化以前は実際の株券として入手することができた。現物株。
げんぶつ‐かわせ【現物為替】
⇒直物為替(じきものかわせ)