げさくウェルギリウス【戯作ウェルギリウス】
《原題、(フランス)Le Virgile travesti》スカロンの詩。1648年〜1653年頃の刊行。
げさくざんまい【戯作三昧】
芥川竜之介の小説。大正6年(1917)発表。戯作の執筆にふける曲亭馬琴(きょくていばきん)を主人公として、作者自身の芸術至上主義の境地を示す歴史小説。
げさく‐しゃ【戯作者】
戯作を業とする人。特に、江戸後期の通俗作家。
げさく‐にん【下作人】
中世後期、名主・作人の下に属し、実際に耕作した荘園農民。
げ‐さん【下散/下算】
鎧(よろい)の草摺(くさずり)の異称。
げ‐ざん【下山】
[名](スル)《「げさん」とも》 1 山を下りること。「全員が無事—する」⇔登山。 2 寺で一定期間修行したのち、俗世間に出てゆくこと。
げ‐ざ【下座】
[名](スル) 1 貴人に対して行う礼。座をおりて平伏すること。「門番が忽ち本門の側に—した」〈鴎外・渋江抽斎〉 2 しもての座席。しもざ。⇔上座。 3 歌舞伎劇場で、囃子(はやし)方のいる席。...
げ‐ざい【下在/下財/外在】
1 鉱山の坑夫。「金山(かなやま)の—なら何とする」〈伎・韓人漢文〉 2 下賤な仕事。また、それにたずさわる人。「この年月かかる—を仕り」〈幸若・烏帽子折〉
げ‐ざい【下剤】
排便を促すために用いる薬。下し薬。通じ薬。瀉下剤。瀉下薬。便秘薬。「—を掛ける」
げざ‐うた【下座唄】
歌舞伎で囃子方のうたう唄。俳優の出入りや立ち回りの際の唄、場面の雰囲気を表す唄などがある。