げ‐や【下野】
[名](スル)官職を辞めて民間に下ること。与党が政権を失い野党となること。「西郷隆盛は政争に敗れて—した」「選挙で過半数を失い—する」
げ‐ゆ【解由】
1 奈良・平安時代、官人が任期満了のときに交代の事務引き継ぎをすること。 2 「解由状」に同じ。
げ‐ゆう【外用】
仏語。本体から外へ現れる働き。仏・菩薩(ぼさつ)などが、衆生の機に応じて現す働き。
げゆ‐じょう【解由状】
解由の完了を証する文書。新任者から前任者に渡され、前任者はこれを上司に提出して任務を終了した。国司のそれは特に重視された。
げ‐よう【下用】
《「けよう」とも》 1 下層の者が食用にする、よく搗(つ)いていない米。〈日葡〉 2 毎日使うこと。また、そのもの。常用。「—には、高直(たかね)にても古米徳なり」〈浮・立身大福帳〉
げよう‐びつ【下用櫃】
米びつ。「—には虚空蔵菩薩、米がないとせがまれ」〈浄・盛衰記〉
ゲラ
《galleyから》 1 組み上げた活字の版を入れる木製の浅い箱。 2 「ゲラ刷り」の略。
げ‐らく【下洛】
1 比叡(ひえい)山などから京都にくだってくること。「勅宣三度に及びければ、力無く—し給ひけるに」〈太平記・一二〉 2 都から地方へくだること。上洛に対していう。〈日葡〉
げ‐らく【下落】
[名](スル)物価や相場、また、物事の価値などがさがること。「株価が—する」
げら‐げら
[副]しまりなく、大声で笑うさま。「人目をはばからず—(と)笑う」